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日系企業・社会

2021年12月28日

住友商事、アンモニア燃料事業の共同開発で覚書

 住友商事は12月27日、シンガポールでの船舶向けアンモニア燃料供給の事業化に向けて、同国政府系の造船会社ケッペル・オフショア・アンド・マリン(ケッペルO&M)と戦略的な提携に関する覚書を交わしたと発表した。2020年代半ばの事業化を目指し、アンモニア燃料供給船の建造に向けた検討などを加速させる。
 
 両社は今年3月から事業化に向けた共同検討を進めてきた。今回の提携により、供給船建造の検討や関係当局との協議などをさらに推進する。
 
 両社を含む6社が3月、船舶向けアンモニア燃料供給の事業化に向けた共同検討を開始することで覚書を交わしていた。再生可能エネルギーを利用して生産された「グリーンアンモニア」を、バンカリング船によるSTS(シップ・トゥー・シップ)方式で供給する事業の実現を目指す。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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