シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP10月の失業率4.3%、前月から0.2ポイント低下

経済

2021年12月9日

10月の失業率4.3%、前月から0.2ポイント低下

 マレーシア統計局が12月8日発表した2021年10月の失業率は4.3%だった。前月から0.2ポイント、前年同月から0.4ポイントそれぞれ低下した。新型コロナウイルス対策であるロックダウン(都市封鎖)が8月半ばに緩和されて以降、改善している。
 
 失業者数は70万5,000人で、前月比で3.4%減、前年同月比で5.8%減だった。労働力人口は前年同月比1.9%増の1,626万人、就業者数は2.3%増の1,555万人だった。労働参加率は68.8%で、前月から0.2ポイント、前年同月から0.3ポイント上昇した。
 
 失業率は17年8月から20年2月まで3.2 3.4%で推移したが、新型コロナ流行を受けて同年3月に3.9%へ上昇。同年5月には1986年以降で最悪となる5.3%を記録した。その後は低下基調にあったが、今年6月1日から全土でロックダウンが敷かれたため再び悪化。その後の規制緩和に伴い、改めて改善してきている。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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