2021年12月9日
新興電動バイクメーカーのION、初モデルを発表
電動バイクスタートアップのIONモビリティーは、同社の初モデルを発表した。南部のアヤラジャ・クレセントに設けた工場で組み立てる。まず月間500台の生産を目指す方針。来年にはインドネシアでも工場を稼働させる。ストレーツタイムズなどが伝えた。
初モデルはモーターの出力が12.5キロワット(kW)。最高時速110㎞で走行できる。価格は未公表だが、排気量155ccのガソリン車と競合するとしている。部品の多くを中国から輸入し、工場ではバイク本体とリチウムイオン電池パックを生産する。
同社は2019年設立で、資本金680万米ドル。インドネシアのジャカルタにも工場を設ける計画で、来年上半期の生産開始を目指す。同国では月間1,000台の生産を見込む。タイやベトナム、フィリピンへの進出も検討している。
(提供:亜州ビジネスASEAN)