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経済

2021年11月16日

第3四半期の労働需要0.8%減、6四半期連続でマイナス

 マレーシア統計局が発表した2020年第3四半期の雇用統計によると、民間企業の労働需要は前年同期比0.8%減の840万5,600人だった。前年割れは6四半期連続。ただ前四半期比では4四半期ぶりの増加に転じた。
 
 調査はフォーマルセクターの民間企業を対象に実施。従業員数に無報酬の家族などは含まれない。新型コロナウイルス対策の活動制限が強化される中、雇用創出は前年同期比28.5%減の1万5,040人と2四半期ぶりのマイナス。未充足求人は3.0%減の17万4,000人だった。
 
 産業分野別の労働需要は、サービス業が全体の51.7%を占め最大。これに◆製造業=27.2%◆建設業=14.6%◆農業=5.6%◆鉱業・採掘業=0.9%――と続いた。
 
 雇用創出は製造業が全体の43.9%を占めて最大。ただ前年同期比では26.7%減の6610人に縮小した。2番目に大きいサービス業は35.7%減の5,250人だった。未充足求人は製造業が全体の56.9%を占め、これに続くサービス業は14.6%だった。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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