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政治

2021年11月11日

多くの人がDine-inできるようにするための新たな施策を開始

 11月10日(水)より、同一世帯からより多くの人が一緒に食事ができるようにするための新たな措置が開始され、飲食店はチェックを行う必要性を再認識した。
 
 これらの施設では、2人以上のグループで食事をする場合、利用者のSingpassアプリまたはNRICで居住証明を確認する必要があると当局はいう。これらの身分証明書を持たない子供は、居住地の申告に基づいて入場を許可される。
 
 同一世帯になりすました人や、必要なチェックを行わなかった飲食店に対しては、厳しい措置が取られる。違反者には罰金が科せられ、飲食店は直ちに閉鎖される。これらの罰則は、初犯であっても適用されるという。この共同声明は、エンタープライズ・シンガポール、シンガポール住宅開発庁(HDB)、シンガポール食品庁(SFA)、シンガポール政府観光局(STB)、シンガポール都市再開発庁(URA)によって発表された。
 
 11月10日(水)から、同一世帯の完全予防接種者5人までが飲食店で一緒に食事をすることができるようになったが、ホーカーセンターやコーヒーショップでの食事は、ワクチン接種済み2人までに制限されている。
 
 国家予防接種プログラムの下ですべてのワクチンを接種することが医学的に不適格である個人は、すべての施設に入ることができ、予防接種の差別化措置が必要な活動に参加することができるが、これらの施設への入場には、診療所や医療機関が発行したハードコピーのメモと、政府発行の写真付き身分証明書を提示する必要がある。当局は、医学的に不適格とされた人々に、飲食店での食事やショッピングモールへの入場を許可したが、Covid-19に感染して重症化するリスクは依然として高いので、活動範囲を最小限にとどめ、この許可を賢明に利用することを強く勧めるという。
 
 タスクフォースの共同議長を務めるローレンス・ウォン財務大臣は、当局はチェックを実施する際に実践的なアプローチをとる。子供を連れた大人は同じ世帯の人である可能性が高いが、そうでないグループは「はっきり」しているので、このようなグループがレストランに集まった場合は、毅然とした態度で臨むことになるという。
 
 11月10日(水)からは、録音した音楽を飲食店で流すことも許可されているが、ライブ音楽やエンターテイメント、乾杯は引き続き禁止されている。

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