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経済

2021年11月2日

製造業景況感、4期連続でプラス

 シンガポール経済開発庁(EDB)が発表した2021年10月〜22年3月期の製造業景況感指数は、プラス16%だった。21年7〜12月期(プラス20%)から減速したものの、4期連続でプラスを記録。輸出が伸びている電子(プラス27%)の好調が続いている。
 
 指数は業況が「改善する」と回答した企業の割合から「悪化する」と回答した割合を引いたもの。今回の調査は21年9〜10月に製造業413社を対象として実施され、回答率は91%だった。
 
 6業種のうち、化学(マイナス3%)を除く5業種でプラスとなった。特に半導体(プラス34%)を含む電子の伸びが大きく、これに輸送エンジニアリング(プラス24%)が続いた。輸送エンジニアリングでは新型コロナウイルス流行の影響で一時低迷していた航空(プラス43%)が高かった。
 

サービス業はプラス19%


 
 シンガポール統計局が発表した21年10月〜22年3月期のサービス業景況感指数はプラス19%となり、製造業と同じく4期連続のプラスだった。プラス幅は7〜12月期(プラス11%)から加速。全11業種がプラスで、運輸・倉庫(プラス35%)のプラス幅が最も大きかった。
 
 指数は製造業と同様に業況が「改善する」と回答した割合から「悪化する」と回答した割合を引いたもの。調査は21年9〜10月にサービス業の約1500社を対象として行われた。

 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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