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社会

2021年9月2日

8月は過去40年で最も雨が多く、9月前半は乾燥した暖かい日が続く見込み

 9月1日(水)、シンガポール気象局(MSS)は、8月は1980年以降で最も雨の多い月で、月間総降雨量は426. 2mmであったと発表した。これまでの8月の最高雨量は1996年に記録された296.3mm。
 
 MSSによると、8月24日(火)は、未明から朝にかけて中程度から強めの雷雨、午後には小雨から中程度の雨が島内に広く降り、日中の最高総雨量はマンダイで247. 2mmを記録。また、アッパー・ブキッ・ティマやダナー・ロードなどの一部で鉄砲水が発生したという。これは、1983年8月22日にチャンギ空港で観測された181.8mmを上回り、8月の1日あたりの総雨量の最高記録となった。
 
 8月の日最高気温は34℃を下回る日が多く、8月24日にはニュートンで21.3℃の日最低気温を記録したが、シンガポールの一部地域を除いて、今後2週間は豪雨が和らぐ見込みで、ここ数週間に比べて暖かい日が続くという。但し、何日かはこの地域の偏西風がシンガポールとその周辺地域に収束するため、中程度から強い雷雨が広範囲に発生することが予想されるという。
 
 9月前半の総雨量は、島内のほとんどの地域で平年より多くなる見込みで、日中の気温は24℃から33℃の間で推移する日が続くが、雨の日には日中の最低気温が22℃前後まで下がる可能性がある。9月後半は日中の最高気温が34℃前後になる日もあり、夜には暖かく湿った空気の状態になるという。

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