2021年8月20日
第2四半期の求人数、前四半期比22%増=マイケル・ページ
人材紹介サービス業者マイケル・ページは、国内の2021年第2四半期の求人数が前四半期比で22%増加したと発表した。とりわけ金融で43%、ヘルスケア・ライフサイエンスで26%と大幅に増えた。ニュー・ストレーツ・タイムズが8月17日付で伝えた。
現地法人マイケル・ページ・マレーシアのニク・チャンバース社長は、金融分野では電子決済や電子財布などの普及拡大で、技術者やコンプライアンス担当者の求人が高まっていると指摘。またインダストリー4.0(第4次産業革命)に絡むビッグデータやデータ分析、サイバーセキュリティー関連の技術者の求人も増えているとした。
さらに新型コロナウイルス流行により、健康・生命科学分野の求人も急増。X線や臨床試験、開発・研究(R&D)に関する求人も増えているという。
ニク社長は、新型コロナ流行の影響で、健康・生命科学部門では求人数が過去最高になったとしている。
(提供:亜州ビジネスASEAN)