8月26日（木）から、スーパーマーケット等でN95マスクとサージカルマスクを無料配布

　各家庭に、医療用サージカルマスク50枚とN95マスク25枚が配布される。8月26日（木）から、シンガポール島内のスーパーマーケット131店舗で受け取ることができる。これはテマセク財団によるもので、今回が5回目の配布となる。
 
　テマセクのホー・チン最高経営責任者（CEO）は、8月17日（火）のFacebookの投稿で、無料マスクの配布を発表しており、配布期間は8月26日（木）から9月26日（日）まで行われる。配布先は、Sheng Siong、Prime、FairPrice、Cold Storage、Giantなどの一部の大型スーパーマーケットチェーン。
 
　マスクを受け取るためには、SPグループの紙または電子の公共料金請求書（SPビルの口座番号が記載されているもの）を持参する必要があり、これをスキャンして登録することでマスクを受け取ることが出来る。回収時に、マスク箱を運ぶための袋を自分で用意することで、プラスチック廃棄物を減らすことを促している。
 
　ホー氏は、デルタ型の感染率が5人から6人であることを指摘。感染拡大を抑えるためには、人口の80％が「80％以上の効果のあるマスク」を着用する必要があるという。
 
　また、「サージカルマスクはろ過効率が95％以上であり、N95マスクはCovid-19患者の世話をしたり、大量の綿棒を使った作業をしたりするようなリスクの高い仕事をするときに着用してほしい。在庫は十分にあるので、最初の3日間は、慌ててマスクを取りに行かないように」と述べた。