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経済

2021年8月18日

第2四半期のEC市場23%拡大、前四半期比でもプラス

 マレーシア統計局が発表したサービス産業動態統計で、2021年第2四半期の電子商取引(EC)市場は2,676億リンギ(約6兆9,200億円)となり、前年同期から23.3%拡大したことが分かった。前四半期からも5.1%拡大した。
 
 サービス業全体の売上高は4,045億リンギとなり、前年同期から20.5%増加。新型コロナウイルス流行で冷え込んだ前年からの反動で大幅に増えた。ただ前四半期からは5.6%減少。6月から全国的なロックダウン(都市封鎖)が行われたことで、落ち込んだ。
 
 サービス業売上高の内訳は、卸小売り・食品・飲料・宿泊が前年同期比21.8%増の3,246億リンギ(前四半期比6.4%減)。情報通信・運輸・倉庫は14.7%増の595億リンギ(同0.6%減)、健康・教育・芸術・娯楽は27.3%増の122億リンギ(5.9%減)、プロフェッショナルサービス・不動産仲介は8.0%増の82億リンギ(8.3%減)だった。
 
 サービス業の雇用者数は前年同期比0.7%減の約362万人(前四半期比1.2%減)。分野別では、卸小売り・食品・飲料・宿泊が0.2%減の約272万人(同1.3%減)、情報通信・運輸・倉庫が2.4%減の約45万人(0.3%減)、健康・教育・芸術・娯楽が1.7%減の約28万人(1.0%減)、プロフェッショナルサービス・不動産仲介が2.0%減の約18万人(1.3%減)だった。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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