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社会

2021年7月30日

シンガポール人女性、SHN先のホテル部屋からマスクなしで、別の部屋にバルコニー移動

 7月30日(金)、シンガポール人女性(39歳)が、2度にわたりマスクを着用せずにセントーサ・ホテルのステイホーム・ノーティス(SHN)の部屋を出た疑いで、法廷で起訴される予定である。
 
 ジン・チェンスさんは、感染症法に基づいてCovid-19感染リスクに他人をさらした罪と、Covid-19(一時的措置)(管理命令)規則2020に基づく、居住地以外でのマスクの着用を怠った罪で起訴される。
 
 シンガポール入国管理局 (ICA)のニュースリリースによると、ジンさんは2020年10月4日にカンボジアからシンガポールに到着。2020年10月4日から18日までSHNが出された。入国管理局職員から、14日間のSHNを専用施設で受ける必要があり、SHNの期間中は部屋から出ることができないと説明を受け、入国審査後、セントーサ島のホテルに連れて行かれた。
 
 2020年10月6日、ジンさんはマスクを着用せずに部屋を出て、別の部屋のバルコニーに登った。5分間ほど滞在した後、再び自分の部屋のバルコニーに降りたとされている。3日後の10月9日、ジンさんは再びマスクを着用せずに部屋を出て、共用廊下を歩いていたところをホテルスタッフに発見され、部屋に戻された。
 
 入国管理局は、「SHNの厳格な遵守は、国民の健康と安全を守るために重要な鍵であり、怠った人は、法律に基づいて起訴される可能性がある。この犯罪には、1万Sドル(約81万円)以下の罰金、6ヵ月以下の懲役、またはその両方が科せられる。」と述べた。

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