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経済

2021年6月29日

長大が動態観測業務を受注、テコン島埋め立て工事

 長大は6月25日、傘下の基礎地盤コンサルタンツを通じて、シンガポールのテコン島埋め立て工事に伴う動態観測業務を受注したと発表した。住宅開発庁(HDB)による事業で、受注額は12億円。海上・陸上ボーリング750本以上を含む土質調査、土質試験と、地盤改良工事を施工する際の動態観測を担当する。
 
 工事の元請けである、東亜建設工業と韓国の商社・建設会社サムスン物産の共同企業体(JV)から受注した。工期は72カ月。埋め立て工事区域は3.5平方㎞に及ぶ。
 
 テコン島はシンガポール本島から東へ約2㎞のマレーシア国境付近に位置し、1980年代に開始された埋め立て工事が現在も続いている。東亜建設工業のJVは、昨年にHDBから設計施工一括請負契約で工事を受注した。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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