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経済

2021年6月25日

20年のFDI純流入、55%減の146億リンギ

 マレーシア統計局は、2020年の外国直接投資(FDI)純流入額が前年比54.8%減の146億リンギ(約3,870億円)だったと発表した。前年割れは2年ぶり。新型コロナウイルスの流行に伴う世界的な景気低迷が影響した。
 
 産業別の内訳は、サービス業と製造業が共に69億リンギで全体の4割ずつを占め、鉱業・採石業が20億リンギで続いた。国・地域別ではシンガポールが57億リンギで最大となり、これにタイが32億リンギ、中国が26億リンギで続いた。

海外への直接投資は54%減


 20年のマレーシアから海外への直接投資(DIA)純流出額は、前年比53.9%減の119億リンギだった。前年割れは2年ぶりとなる。
 
 産業別ではサービス業が64億リンギ、製造業が21億リンギ、鉱業・採石業が19億リンギなど。国別ではカナダへの投資が44億リンギで最も大きく、これに英国の40億リンギ、インドネシアの32億リンギが続いた。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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