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経済

2021年6月3日

中国JCET、米ADIの半導体検査工場を買収

 中国の半導体封止・検査(パッケージング・テスティング)最大手、江蘇長電科技(JCET)は6月1日、米アナログ・デバイセズ(ADI)のシンガポール検査工場の買収を完了したと発表した。2019年12月に同社と結んだ戦略協定にのっとったもので、予定の日程通りに進んだと説明した。買収額や生産規模は公表していない。
 
 JCETは1994年にシンガポールに進出。半導体の後工程組み立てと検査業務(OSAT)を行っており、今回のADI工場の買収はさらなる業務拡大につながるとしている。
 
 JCETは中国、シンガポール、韓国に計6カ所の工場を保有。シンガポールでの検査業務には、ウエハー検査、封止の最終検査、ストリップ検査、ウエハーバンプ検査などがある。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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