シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP第一四半期のゴム輸出、2.7倍の218億リンギ

経済

2021年6月2日

第一四半期のゴム輸出、2.7倍の218億リンギ

 マレーシアゴム評議会(MRC)によると、2021年第1四半期のゴム業界の輸出額は218億4,000万リンギ(約5,780億円)となり、前年同期から169.6%増加した。このうちゴム手袋などのゴム製品輸出は89.5%を占める195億4,000万リンギで、213.8%増加。新型コロナウイルスの世界的流行が続く中、とりわけゴム手袋の輸出が拡大している。ニュー・ストレーツ・タイムズが5月31日付で伝えた。
 
 ゴム手袋に限ると、輸出額は178億6,000万リンギで、前年同期から265.7%増加。一方、新型コロナの影響で20年は落ち込んだタイヤやゴム靴などの乾燥ゴム製品の輸出額は12億6,000万リンギで、22.1%増とプラスに転じている。
 
 MRCは、21年もゴム手袋の輸出が大きく増えると予想。大幅に伸びた20年をさらに12〜15%上回り、過去最高を更新するとみている。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP第一四半期のゴム輸出、2.7倍の218億リンギ