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経済

2021年5月25日

1人当たり労働生産性、1Qは0.4%低下

 マレーシア統計局の発表によると、2021年第1四半期の労働者1人当たりの労働生産性は前年同期比で0.4%低下した。経済成長率のマイナス幅が縮小したことで、前四半期(2.9%低下)から改善。労働者数は微減だった。
 
 産業別の1人当たり労働生産性は、製造業で5.9%上昇し、前四半期(3.2%上昇)から伸びが加速。電気・電子(10.6%上昇)や輸送機器・その他(10.3%上昇)の分野で2桁の上昇となった。サービス業は2.6%低下したものの、前四半期(4.9%低下)からは下げ幅が縮小。建設業(8.2%低下)も回復に向かっている。
 
 一方、労働1時間当たりの労働生産性は、前年同期比で0.4%上昇。前四半期(0.8%低下)は少なくとも16年以降で初のマイナスだったが、プラスに転じた。製造業は8.5%上昇した。

 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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