2021年5月12日
独ビオンテック、ワクチン工場を建設へ
新型コロナウイルスワクチンを米製薬大手ファイザーと共同で開発する独ビオンテックは5月10日、シンガポールにワクチンなどの生産拠点を設けると発表した。ワクチン年産能力は数億回分。早ければ2023年にも生産を開始する。
今年末までに東南アジア地域の統括拠点となる現地事務所を設け、工場の建設を開始する予定。最大80人を雇用し、遺伝子情報を使う「メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン」や、治療薬を生産する。
シンガポール経済開発庁(EDB)の支援を受けて事業を進める。
(提供:亜州ビジネスASEAN)