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政治

2021年3月25日

ワクチンは第3四半期までに全国民と長期滞在者へ、45歳~も予約開始

 シンガポールでは2021年の第3四半期までに、全国民と長期滞在者への新型コロナウイルスワクチン供給が可能とみられている。3月23日時点で約110万9,000回分のワクチンが投与されており、うち約31万人が二回目接種、約79万9,000人が一回目接種を完了した。
 
 シンガポール保健省は24日、45~59歳を対象にワクチン接種を拡げると発表。45~59歳で接種を希望する国民およびPR(永住権)保持者、居住外国人は、専用サイト(https://www.vaccine.gov.sg)への登録ができる。予約の枠が空き次第、SMSを通じて予約用のURLが通知される予定。ワクチン接種希望者はそのURLにアクセスし、接種予約を完了する。60歳未満に対しては郵送での通知は行わない。
 
 シンガポール政府は2月22日より、70歳以上の高齢者を対象としたワクチンの優先接種を開始。3月中旬からは60~69歳を対象にワクチン接種を進めており、これまでに高齢者の55%以上がワクチンを接種、もしくは接種予約を完了している。
 
 前週平均で、一日あたりのワクチン投与数は4万回ほど。関係省庁タスクフォースは「シンガポール全国民と長期滞在者分のワクチンは、第3四半期までに十分な量が確保される予定であり、その時期までにワクチン計画を完了することが出来るだろう」と述べた。
 
 関係省庁タスクフォースはまた、ワクチンの接種予約をしていない高齢者に対して、いち早く登録するよう呼びかけた。

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