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経済

2021年3月23日

不動産大手キャピタランドがグループ再編、上場会社を交代

 シンガポール不動産最大手のキャピタランドは組織再編に乗り出す。不動産開発事業を分離し株式を非公開化する。資産運営部門は宿泊施設経営部門と統合し新会社キャピタランド・インベストメント・マネジメント(CLIM)として発足させる。
 
 CLIMは不動産投資信託(REIT)、事業信託およびサービス住宅部門子会社のアスコットの経営を引き継ぎ、シンガポール取引所(SGX)に上場する。運営資産は1,150億Sドル(約9兆円)で、アジア最大の不動産経営会社になる見通しだ。
 
 不動産開発部門は資本集約型で収益を上げるまでの期間が長い。株式非公開会社とすることで、不動産市場の循環に合わせた事業活動がより可能になるという。
 
 キャピタランド株の52%を保有するCLAリアル・エステート・ホールディングスが非公開化後の全株式を保有する。ほかの少数株主はCLIM株と現金を受け取る。CLAは国営投資会社テマセク・ホールディングスの全額出資子会社。
 
 非公開化後のキャピタランドが開発した不動産はCLIMが買い取り運営する。リー・チークーン最高経営責任者(CEO)は、「不動産開発には忍耐強い資本が必要だ」と非公開化の理由を述べた。

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