2021年3月15日
ワクチン接種者50万人に、人口の約10%
3月14日時点で、シンガポールにて新型コロナウイルス(Covid-19)ワクチンの一回目を接種した人の数が50万人に達したことがわかった。この数はシンガポール人口の約10%に相当する。
5日時点では、70歳以上の高齢者4万人以上と、医療従事者などの対象者、計35万人以上がワクチンの一回目接種を完了していた。
シンガポールは現在、60~69歳を対象にした優先接種の準備段階に入っている。対象者には3月中旬頃に郵送で案内が届き、月末からワクチン接種が開始される予定。
60代のほかに、教育関係など特定の業種に該当する場合も3月から優先接種の対象となる。シンガポールで教育関係者として働く国民は15万人以上。
ガン・キムヨン保健相は「厳しい安全基準を満たし、有効性が確認されたワクチンのみがシンガポール国民に提供される」と主張。シンガポール政府が承認したワクチンがさらに届き次第、60歳以下の国民に対しても接種が開始される予定だ。