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日系企業・社会

2021年3月3日

ヒノデラボ、オフショア開発の管理拠点を設立

 ウェブシステムやアプリをアジアで開発するヒノデラボ(本社:東京都渋谷区)はこのほど、シンガポールにオフショア開発の管理拠点となる100%子会社を設立した。日本よりもアジア各国との距離が近く時差が少ないことから、作業効率の向上や、移動コストの削減が期待できるとしている。
 
 資本金は10万Sドル(約800万円)。同子会社では欧米向けシステム開発プロジェクトの営業活動も行う。これに向けて、シンガポールとスリランカ間で、プロジェクトをすべて英語で行うチームを試験的に立ち上げた。インドや欧州からの委託先として需要が高く、英語を話す人材が多いスリランカを欧米向けのシステム開発拠点として成長させたい考えだ。なお、プロジェクトマネージャーはシンガポールで現地採用となる。
 
 ヒノデラボは現在、ベトナムのハノイとダナン、ミャンマー、スリランカでオフショア開発を行っている。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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