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経済

2021年2月11日

20年のゴム手袋輸出、7割増の410億リンギ

 プランテーション事業・商品省によると、2020年のゴム手袋輸出額は409億,7000万リンギ(約1兆500億円)で、前年から73.9%増加した。新型コロナウイルスの世界的流行を背景に需要が急拡大し、輸出が伸びた。世界需要の60%以上をマレーシア製が占めた。マレーメールが伝えた。
 
 輸出先をみると、米国が118億9,000万リンギで最大。前年から約84%増加した。他はドイツ向けが82%増、日本向けが84%増、英国向けが201%増、中国向けが146%増などだった。
 
 20年のマレーシアのゴム製品輸出の9割以上をゴム手袋が占めた。こうした中、同省は、ゴム産業の下流領域の支援を厚くする。ゴム産業では21年に2万5,000人の新規雇用が必要と見積もられる中、雇用助成金として3,600万リンギを割り当てたとしている。

(提供:亜州ビジネスASEAN

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