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経済

2021年1月25日

12月CPIは1.4%低下、10カ月連続マイナス

【マレーシア】マレーシア統計局は1月22日、2020年12月の消費者物価指数(CPI、2010年=100)が120.6となり、前年同月から1.4%下落したと発表した。10カ月連続のマイナスで、下げ幅は前月から0.3ポイント縮小。生鮮食品と政府による価格統制品を除くコア指数の上昇率は0.7%で、前月から横ばいだった。
 
 12品目のうちマイナスは5品目だった。下落幅が最大だったのは運輸のマイナス8.4%。ただ前月のマイナス11.1%から下げ幅が縮小した。また住居・水道光熱費がマイナス3.3%、衣類・履物がマイナス0.4%、レストラン・ホテルがマイナス0.2%だった。一方、最も伸びが高かったのは雑貨の2.2%で、これに食品・非アルコール飲料が1.4%で続いた。
 
 CPIは前月比で0.5%上昇。マイナスは雑貨のマイナス0.2%のみだった。通信など8品目は横ばい。3品目がプラスで、運輸が3.0%で最も伸びた。
 
 20年通期のCPIは前年比で1.2%下落。運輸(10.0%下落)と住居・水道光熱費(1.7%下落)、衣類・履物(0.8%下落)がマイナスで、雑貨(2.7%上昇)など残り9品目はプラスだった。

(提供:亜州ビジネスASEAN

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