シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPオーチャードのヒーレン、家電・家具のコーツが旗艦店を開設

日系企業・社会

2021年1月15日

オーチャードのヒーレン、家電・家具のコーツが旗艦店を開設

 家電量販店14店舗を運営するコーツ・シンガポールは、老舗百貨店ロビンソンズが入居していたオーチャード・ロード中心部の商業施設、ヒーレンに新店舗を開設すると発表しした。コーツ・シンガポールはノジマ(本社:横浜市)の完全子会社で、ノジマにとり海外で初の自社運営商業施設となる。
 
 コーツは地下1階から5階までを一括して借り受ける。また複数の専門店テナントを誘致して商業施設としての魅力を高める。売り場面積は延べ18万9,000平方フィート(1万7,558平方メートル)。
 
 ヒーレンを所有するスウィー・チェン・ホールディングスは「ウイルス禍が長引くなか、コーツの出店プランはうまくいくと確信している」とした。
 
 ナンヤン・ポリテクニックのエスター・ホー理事は「外出、旅行が減り、多くの住民がデジタル家電を購入し、また室内を充実させることに金を使うようになる」とコメントした。
 
 開業は22年第1四半期で、タンピネス・モールに店舗に替わる旗艦店とする。コーツ・シンガポールのホアングッタイン最高経営責任者(CEO)は、ヒーレンはオーチャードを象徴するビルだと語った。
 
 コーツ店舗は228オーチャード・ロードにもあり、運営は良好だという。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPオーチャードのヒーレン、家電・家具のコーツが旗艦店を開設