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経済

2020年12月29日

アジアに商機、ビジネスジェット機メーカーが熱い視線

 ビジネスジェット機のメーカーがアジアに注目している。富裕層や企業の購入需要が見込めるからで、ビジネスジェットを製造する仏ダッソーアビエーションはベトナムなどを有力視している。ビジネスジェット販売のジェットクラフトによれば、アジア、特にシンガポール、インドネシア、マレーシアで需要が見込める。
 
 ダッソーのブラナ副社長(民間航空機部門)は地理的条件を挙げる。中国を例にとれば米国とほぼ同じ広さがあり、企業幹部は視察に自家用プライベートジェットを利用するようになるという。フィリピンは多数の島で構成されており、航空会社はハブとスポーク方式を採用しているため、複数の目的地を訪問する場合、一旦、ハブ空港に戻る手間がかかる。
 
 購入予定品では、アジア・スカイ・クオータリーの第3四半期調査によれば、全世界の回答者のうち22%は中古航空機を購入する意向だと回答した。また小型機より、収容人員の多いジェット機が好まれる。機内に空間の余裕があれば特に長距離飛行の場合、快適さに影響するからだ。
 
 市場調査のウィングエックスによると、ビジネス航空活動は4月、1日3,500便と前年比70%の激減だったが、7月には18%減に持ち直し、11月もほぼ同水準を維持した。
 一方民間航空会社の7~11月の運航便数は50%以上の減少だった。

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