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日系企業・社会

2020年12月25日

海運MISCの船修繕子会社、3ヵ所目の乾ドック開所

【マレーシア】海運大手MISCグループで船舶修繕事業を手がけるマレーシア・マリン・アンド・ヘビー・エンジニアリング(MHB)は12月21日、ジョホール州に新設した同社3カ所目のドライドック(乾ドック)を開所したと発表した。新たな乾ドックは奥行き350メートル、幅80メートル、深さ14メートルで、10万DWT(載貨重量トン)級以下の液化天然ガス(LNG)タンカーや浮体式生産貯油出荷設備(FPSO)などを修繕する。
 
 MHBは12月19日、第3乾ドックで初となる船舶をイスラエル系船主ゾディアック・マリタイムから受け入れ、修繕作業を始めた。ゾディアックとは2001年から取引があり、これまで25回にわたり船舶の修繕を引き受けている。
  
今回の開設により、MHBのドックはフローティングドック(浮きドック)が1カ所と乾ドックが3ヵ所となった。同社はこれまで3,800隻の修繕を手がけている。

(提供:亜州ビジネスASEAN

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