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国際

2020年12月17日

ホーカー文化、ユネスコ無形文化遺産に登録

 シンガポールのホーカー文化がユネスコ(国連教育科学文化機関)の政府間委員会の審議で無形文化遺産リストへの登録が決まった。委員会会合はオンライン開催で、審議に要した時間はわずか3分。シンガポールの登録提案はすべての要件を満たし、討議の必要なしとして登録が決まった。
 
 無形文化遺産へのシンガポール物件の登録は初めて。ユネスコ遺産リスト登録は2件目で、シンガポール植物園が2015年、世界遺産リストに登録された。
 
 リスト登録を受けエドウィン・トン文化・共同体・青年相は事前録画の動画で、シンガポールのホーカー文化は生きた遺産、多文化の反映であり、すべての住民にとって日々の生活に欠かせない存在だと述べた。
 
 登録されたことでシンガポールはホーカー文化を保護、発展させ、次代に引き渡すための努力を求められる。6年ごとに報告書を提出する。
 
 リスト登録に向け18年2月から、国家遺産局、シンガポール環境庁、商店主協会連合会が作業を開始。昨年3月に登録をユネスコに提案した。
 
 ホーカー経営者の平均年齢は59歳で、高齢化が課題だ。1日の労働時間が16時間と長く、狭く熱い場所での作業となるため若い世代の参入が少ない。このため当局は研修、補助金計画を通じ若い世代の育成を図っている。

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