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経済

2020年12月16日

1〜9月の観光客数、8割減の430万人

 マレーシア政府観光局の発表によると、2020年1〜9月の外国人観光客数は前年同期比78.6%減の429万9,419人だった。観光収入は80.9%減の126億リンギ(約3,230億円)。新型コロナウイルス流行の影響で大きく落ち込んだ。
 
 1人当たりの支出額は10.7%減の3,289.3リンギ(約8万4,000円)。国別の観光客数は多い順に、◆シンガポール=154万人◆インドネシア=71万人◆中国=40万人◆タイ=37万人◆インド=16万人◆ブルネイ=14万人◆韓国=12万人◆日本=7万3,891人――など。日帰りの訪問者は173万3,101人で、前年同期から74.9%減少した。
 
 政府は年初の時点で、20年通期の目標を観光客数3,000万人、観光収入1,000億リンギ(約2兆5,600億円)としていた。ただ、新型コロナの流行を受けて達成は困難な状況にある。
 
 19年の観光客数は前年比1.0%増の2,610万784人、観光収入は2.4%増の861億4,350万リンギ(約2兆2,040億円)だった。

(提供:亜州ビジネスASEAN

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