2020年10月28日
セムコープと電力のSP、グリーン電力証書のプラットフォーム構築
エネルギーのセムコープ・インダストリーズと電力のSPグループは、環境持続可能性のプラットフォームを共同で構築すると発表した。グリーン電力証明と温室効果ガス排出枠(カーボンクレジット)を取引する。来年第1四半期の開設を計画している。
グリーン電力証書とは、太陽光や風力、バイオマスなどの再生可能エネルギーで生産した電力が持つ環境価値を証書化したもので、取引可能。
排出枠は先進国間で取引可能な温室効果ガスの排出削減量証明。地球温暖化の防止が狙いで、自国の排出削減努力だけで削減しきれない分について、排出枠に満たない国の排出量と取引することができる。
セムコープとSPはまた、二酸化炭素排出削減に関するアドバイス、戦略開発サービスを企業に提供する。両社は声明で、企業は環境、社会的要素を事業戦略、商慣行にますます取り入れるようになっており、この結果、温室効果ガスを削減するための解決法に対する需要が増大していると説明した。
両社はエネルギー、水、廃棄物管理に関し解決法を顧客企業に提供し、温室効果ガスの削減を後押しする。