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経済

2020年10月26日

ケダに半導体産業の集積拠点、地場と中国社が開発へ

 通信機器メーカー、グリーンパケットの創業者が設立したIBIアーバンテックは、中国の投資会社と組み、ケダ州クリムに半導体産業の集積拠点を開発する。敷地面積は26.2㎢。世界大手から中小企業までを呼び込む。10月21日付ザ・スターなどが伝えた。
 
 中国の東方匯佳(珠海)資産管理と20日に覚書(MOU)を交わした。来年第2四半期にも着工し、2022第3四半期に第1期分を完成させる。
 
 同州や隣接するペナン州には電子・電気産業が集積している。IBIはクリムについて、交通の便が良いうえ、政府系半導体ファウンドリーのシルテラ・マレーシアが本拠を置き、半導体産業の拠点として適していると指摘した。東方匯佳の代表は、中国本土の電子・電気業者が重要な部品を調達する拠点になり得ると期待を示した。

(提供:亜州ビジネスASEAN

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