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政治

2020年10月12日

ゴールデン・マイル・コンプレックスを保存指定へ

 シンガポール政府は、16階建て複合ビルのゴールデン・マイル・コンプレックスを保存建築物に指定する方針だ。築47年と比較的新しい建物で、ニコル・ハイウエーに面した側の階段式設計が特徴。
 
 ショッピング街、オフィス、住宅が混在する区分所有権の建物で、所有権者の合意による一括売却が2度、試みられたが、買い手がなく不成立に終わっている。ゴールデン・マイル・コンプレックを再開発する場合、開発業者はビーチ・ロードに面した側の台座などを保存しなければならない。
 
 将来の一括売却、再開発を阻害しないため、都市再開発庁(URA)は建坪率を上げ、併設の立体駐車場の敷地内に30階建てビルを建設できるようにする。建坪率の引き上げに伴い発生する開発税の一部も免除する。
 
 同コンプレックスを設計したのはデザイン・パートナーシップ(現DPアーキテクト)の建築技師3人。国際記念物遺跡会議(イコモス)シンガポール委員会によれば、民間所有の大きな建造物を政府が率先し保存指定するのは前例がない。

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