2020年10月7日
セブンイレブン、買収で薬局事業拡大
コンビニエンスストア最大手のセブン―イレブン・マレーシア(SEM)は、ドラッグストア事業を拡大する。75%出資の子会社ケアリング・ファーマシー・リテール・マネジメントが薬局チェーン2社を買収すると10月5日発表した。半島部の北部に事業エリアを拡大する。
ペナン州、ケダ州、プルリス州で18店を運営するザ・フィルハウス・ファーマシーの株式67%を2,551万リンギ(約6億5,000万円)で、ペナン州で4店を運営するウェリングス・ファーマシーの株式60%を1,990万リンギ(約5億600万円)で、それぞれ取得することで買収提案を行った。ともに複数株主から取得する格好。これらの株式を取得次第、残りの全株を取得できるコールオプションを付けることを提案に盛り込んだ。
ケアリングは現在、クアラルンプール首都圏と近郊のマラッカ州、南部のジョホール州を中心に店舗展開している。
(提供:亜州ビジネスASEAN)