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経済

2020年10月1日

セブン銀行、送金サービスでDBSと提携

 東南アジア最大手銀行のDBSは日本のセブン銀行と提携した。セブン銀行の子会社、セブン・グローバルレミットが海外送金事業でDBSのネットワークを利用する。
 
 DBSは世界最高のデジタル銀行と言われ、世界最先端の技術、ノウハウを持っている。セブン・グローバルレミットはより利便性の高い海外送金サービスを、ベトナム向けを皮切りに提供する。
 
 日本への外国人の入国は減少しているが、中期的に就労目的の外国人は増加し、送金需要も増加が見込めるという。
 
 セブン・グローバルレミットが提供するスマホ専用アプリを利用しアプリ上にアカウントを作成し、日本全国2万5,000カ所余りに設置されているセブン銀行のATMから同アカウントに入金することにより、あらかじめ登録した受取人の銀行口座へ、DBSが提供するネットワークを経由して送金する。
 
 セブン・グローバルレミットの植木康晴代表によると、日本から海外への送金には送金額の9.56%が手数料として一般にかかるが、セブン銀行の手数料は4.1%で、DBSを利用することで3%以下にできるという。

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