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社会

2020年9月24日

マレーシアの銀行9行、23件の疑わしい海外送金に関与か

 国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)は、米国金融犯罪取締ネットワーク(FinCEN)の漏洩文書からの情報として、マレーシアの銀行9行が23件の疑わしい海外送金に関与していると発表した。
 
 疑わしい23件のトランザクションは2010年4月から2016年8月までに行なわれたもので、うち488万米ドル(約5億1,100万円)がマレーシアから米国への入金で、1,338万米ドル(約14億円)が米国からマレーシアへの送金だった。
 
 パブリック・バンクはうち7件、1,337万米ドルのトランザクションに関与、AMバンクは2件、290万米ドル(約3億400万円)のトランザクションに関与していた。このほか疑わしいトランザクションに関与したのは、▽アライアンス・バンク▽CIMBバンク▽HSBCバンク▽OCBCバンク▽スタンダード・チャータード▽UOB▽UOBマレーシア——。
 
 ICIJによると、米国、アフガニスタン、アラブ首長国連邦、台湾、シンガポール、ポーランド、ラトビアなどの海外口座がトランザクションに関係していたという。

(提供:ASIA INFONET.COM

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