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国際

2020年9月18日

IMDのスマートシティー指数、シンガポールが再度1位に

 有力ビジネススクールのIMDがまとめた、通信情報技術の導入・利用で進んでいるスマートシティー・インデックスで、シンガポールは昨年に続き1位に選ばれた。
 
 調査対象は109の都市で、IMDの調査チームは今年、コロナウイルス対策でどう技術を活用したかを評価に加えた。IMD世界競争力センターのブリス所長は「ウイルス危機に対するシンガポールの対応は注目に値する」と指摘。「多くの国が対応でつまずく中、シンガポールは断固たる態度で素早く対応した。行程を決め市民に知らせ、市民も決定の仲間となり、自由の喪失を甘受した」とした。
 
 IMDはシンガポール工科デザイン大学(SUTD)の協力を得てシンガポールの評価をまとめた。
 
 各都市でそれぞれ120人の居住者から、社会基盤および技術の導入、利用のしやすさについて意見を聞いた。シンガポールでは77%が、ウイルス禍に関する情報、政府決定は明確で入手が容易だったと回答した。
 
 順位2位から10位はヘルシンキ、チューリヒ、オークランド、オスロ、コペンハーゲン、ジュネーブ、台北、アムステルダム、ニューヨーク。ランキング上位の都市はウイルス禍対策がほかの都市より良好だったという。

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