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経済

2020年9月10日

ワン・ノースでキャピタランドが開発事業、バンガロー12軒を活用

 シンガポール不動産開発最大手の政府系キャピタランドはブオナ・ビスタのワン・ノースで複合開発事業に乗り出す。敷地面積は2.4ヘクタールという広さで、緑地を生かしたキャンパス式の開発にする。
 
 建築物の延べ床面積は40万平方フィートで、オフィス、ビジネスホテルが入居する17階建てビル、ロチェスター・パーク内に点在する既存の平屋建て高級住宅12軒、企業エグゼクティブ向け学習センターの「カタパルト」、イベントスペースで構成する。
 
 住宅は7軒がオフィス用、5件が飲食業または小売店用として賃貸する。17階建てビルの上階層は高級オフィスで、下層階がビジネスホテル用。ホテルはキャピタランド子会社のアスコットが運営する。
 
 投資額は5億5,000万Sドル(約427億円)で、完工は2021年末の予定。米国最大の建築設計事務所ゲンスラーが設計した。
 
 カタパルトはリーダー養成のためのエグゼクティブ向け共有学習センターで、仮想現実や拡張現実などの技術を利用し訓練計画を提供する。ビジネスホテルでは、セルフ方式のチェックイン、ロボットによるコンシェルジュサービス、デジタルキーなど最新技術を活用する。

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