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経済

2020年9月9日

IWHと中国冶金が合弁、2千億円規模の不動産開発へ

 不動産開発のイスカンダル・ウオーターフロント・ホールディングス(IWH)は9月7日、ジョホール州ジョホールバルの複合開発事業で、中国エンジニアリング大手の中国冶金科工集団と合弁を組むと発表した。スクダイ地区の敷地60万㎡に、10年かけて住宅などを建設。開発後の総資産価値は80億リンギ(約2,040億円)規模を見込む。ニュー・ストレーツ・タイムズなどが伝えた。
 
 IWH子会社のダンガハイツ・デベロップメント(DHD)と、中国冶金のシンガポール子会社MCCシンガポールが合弁で事業を行う。第1期は15万㎡を利用し、来年初めに着工。開発後の総資産価値は28億8,000万リンギ(約733億円)を見込む。
 
 MCCシンガポールは、2010年以降に15件の住宅開発事業をシンガポールで手掛けた実績がある。現在はインドネシアのジャカルタとカンボジアのプノンペンでコンドミニアム(分譲マンション)を建設中。マレーシアの開発事業に本格参入するのは今回が初めてとなる。

(提供:亜州ビジネスASEAN

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