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国際

2020年8月24日

ニュージーランドとブルネイからの入国を緩和、待機強制せず

 シンガポール政府はニュージーランド(NZ)とブルネイからの入国者にホテルなどでの待機を義務付けず、PCR検査だけで済ますことを決めた。またリスクの低い国からの入国者には待機期間を14日から7日に短縮する。
 
 NZ、ブルネイから入国を希望する者は入国前7~30日の間にシンガポール当局への申請が必要。誰でも申請できる。9月8日から入国を許可する。PCR検査の結果は48時間以内に当人に通知する。
 
 オン・イエコン運輸相は、NZ、ブルネイとも感染者数が人口10万人当たり0.1人以下で、感染者がシンガポールに入国する可能性が極めて低いと説明した。入国緩和は一方的措置で、互恵的ではないため、シンガポール居住者がNZ、ブルネイを同様に訪問できることを意味しない。
 
 政府は、低リスク国・地域である豪州(ビクトリア州を除く)、マカオ、中国本土、台湾、ベトナム、マレーシアからの入国者に対し、入国後の待機期間を7日間にする。
 
 オン大臣は「シンガポールは小さな、世界に開かれた経済体で、チャンギ空港、シンガポール航空は経済全体に影響する存在だ。空港を生き返らせる必要がある」と述べた。

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