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経済

2020年8月20日

7月CPIは1.3%低下、2ヵ月連続で下げ幅縮小

 マレーシア統計局は8月18日、2020年7月の消費者物価指数(CPI、2010年=100)が119.9となり、前年同月から1.3%下落したと発表した。下げ幅は2ヵ月連続で縮小。原油価格が4月を底として上昇に転じた影響が表れている。生鮮食品と政府による価格統制品を除くコア指数の上昇率は1.1%で、前月の1.2%からやや減速した。
 
 12品目のうちマイナスは4品目だった。下落幅が最大だったのは運輸でマイナス10.3%。ただ前月のマイナス14.3%からは下げ幅が縮小した。他は住居・水道光熱費がマイナス2.6%、衣類・履物がマイナス0.6%、家具・家庭用品がマイナス0.1%だった。一方、最も伸びが高かったのは雑貨の2.9%で、これに通信が1.6%で続いた。
 
 前月比の上昇率はプラスの0.7%。7品目がプラスで、最も伸びが高かったのは運輸の4.9%だった。一方、通信など4品目は横ばい。下がったのはレストラン・ホテルのみで、マイナス0.1%だった。
 
 1〜7月のCPIは前年同期比で0.9%下落。運輸(10.0%下落)と衣類・履物(1.1%下落)、住居・水道光熱費(0.7%下落)がマイナスで、雑貨(2.7%上昇)など残り9品目はプラスだった。

(提供:亜州ビジネスASEAN

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