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経済

2020年8月20日

半導体のイナリが装置製造へ、隣国企業と合弁

 半導体のイナリ・アメルトロンは8月18日、シンガポール企業と合弁で半導体加工装置の製造会社を設立すると発表した。自社で手掛ける半導体後工程請負業(OSAT)や電子機器受託製造サービス(EMS)事業向けに装置を供給。また、新規事業への参入によって収益源を多様化する狙いもある。
 
 シンガポールの半導体加工装置メーカー、MITセミコンダクターと合弁を組み、同社のノウハウを生かして製造する計画。イナリがペナン州内に所有する製造拠点で事業を行う。合弁会社の資本金は最大で1,680万リンギ(約4億2,500万円)とし、イナリの子会社が51%、MITが49%を出資。10月下旬までの設立を目指す。

(提供:亜州ビジネスASEAN

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