2020年7月28日
新規コロナ感染者は7人、うち3人がサバ州で感染
マレーシア保健省(MOH)は7月27日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から7人増えて8,904人になったと発表した。
新規感染者のうち4人は海外で感染した帰国者(パキスタン、ロシア、豪州、インドネシア)で、3人がサバ州で感染したマレーシア人だった。また新たに1人が退院し回復者数は8,601人に増加した。死者数はゼロで、124人を維持した。
保健省のノール・ヒシャム事務次官によるとサラワク州クチンは7月25日、感染者数が41人に達しレッドゾーンに指定されたたものの、7月26日に1人が治癒し累計数が40に減少したため再びイエローゾーンに引き戻された。クチンのセントーサ病院のクラスタでは感染者数が21人り、7月25日までに677人が検査を受けた。同病院は全従業員を検疫下に置き、閉鎖措置を取っている。
また、7月25日にノール事務次官は、2つのクラスタについてのレポートを発表。一つ目のクラスタはジョホール州ブキティラムにある宗教センターで、外国人従業員2人が感染したと言明。もうひとつは、7月11日に検出されたクチンの建設会社クラスタで、関係者55人の検査から新たに1人の感染を確認したと明らかにした。
(提供:ASIA INFONET.COM)