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国際

2020年7月22日

JB~シンガ間高速鉄道、2026年末までに開業

 ウィー・カション運輸相は7月21日、ジョホールバル(JB)~シンガポールを結ぶ高速鉄道輸送システム(RTS)について、2021年1月に着工し2026年末までに開業すると発表した。
 
 ウィー氏は下院議会の答弁で、マレーシア・シンガポール両国によるRTSに関連する3件の覚書調印式が7月30日にジョホールバルで予定されていると言明。両国首相が出席する予定であることを明らかにした。2024年末までの第一期では土木構造物を含む建設で、続く2026年までの第二期では信号、車両、通信、試運転、システムテストなどのシステム構築作業を行なう。
 
 ジョホールバルのブキ・チャガルとシンガポールのウッドランズを結ぶ全長4㎞で、1時間あたり片道1万人の輸送能力を持つ。当初の建設予算は49億リンギ(約1,230億円)だったが、路線見直しで32億リンギ(約804億円)に抑えた。
 
 RTS計画は2024年末までの開通を目指して2018年に承認されたが、前・希望同盟(PH)政権時代に財政負担を理由に一時凍結され、その後復活したものの数度にわたって先送りされていた。

(提供:ASIA INFONET.COM

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