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日系企業・社会

2020年7月21日

住友ゴムのニトリル手袋生産、月200万双に増強へ

 住友ゴム工業は7月20日、ケダ州スンガイペタニの工場で来年5月をめどにニトリルゴム薄手手袋の月産能力を200万双に引き上げると発表した。日本政府の「海外サプライチェーン多元化等支援事業補助金」を活用。同政府からの要請に対応するもので、新型コロナウイルス流行の影響でゴム手袋の需要が高まる中、日本の医療機関や食品メーカー工場などを中心に供給する。
 
 工場は1981年に操業を開始した。投資総額は1億5000万円。家庭用と作業用のゴム手袋のほか、タイヤパンク修理剤も生産している。
 
 同社の手袋事業は、今回増強を決定したマレーシア工場とタイなどの協力工場で生産し、海外・日本国内で販売している。

(提供:亜州ビジネスASEAN

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