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経済

2020年7月15日

ゴム手袋のトップグローブ、株価上昇でテナガ抜き時価3位に

 ゴム手袋世界最大手トップ・グローブの株価が上昇し、時価でマレーシア証券取引所3位に浮上した。
7月13日の終値は前日より9%高い24リンギ(約600円)。時価は647億3,000万リンギ(約1兆6,247憶円)と、電力会社テナガ・ナショナルの645億8,000万リンギ(約1兆6,210憶円)を上回った。1位はマラヤン・バンキングの887億リンギ(約2兆2,264憶円)、2位はパブリック・バンクの719億リンギ(約1兆8,047憶円)。
 
 トップ・グローブは45工場を所有しているが、リム・ウィーチャイ会長は、生産能力増強のため年に2工場を増設すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で衛生意識の高まりからゴム手袋の需要が増加しているためだ。
 
 トップ・グローブが、8月の出荷価格は30%上昇するとの見通しを示したことから、ケナガ投資銀行は株価予想を32リンギ(約800円)に上方修正した。MIDF投資銀は「中立的」から買い推奨に評価を変えた。Amバンクも一段の株価上昇を予想している。

(提供:ASIA INFONET.COM

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