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経済

2020年7月14日

第1四半期年の観光客数、37%減の423万人

 マレーシア政府観光局の7月10日発表によると、2020年第1四半期の外国人観光客数は前年同期比36.8%減の423万3,425人だった。観光収入は41.5%減の125億リンギ(約3,126億円)。新型コロナウイルス流行の影響で大きく落ち込んだ。
 
 1人当たりの支出額は7.4%減の2,964.5リンギ(約7万4,000円)。平均滞在期間は4.1泊短縮され、1.9泊にとどまった。
 
 国別の観光客数は多い順に、◆シンガポール=154万人◆インドネシア70万人◆中国=40万人◆タイ=33万人◆インド=15万人◆ブルネイ=14万人◆韓国=12万人◆日本=7万3,154人――など。地域別では東南アジアが全体の3分の2を占め、東アジアと南アジアを含む中距離市場は2割、それ以外の長距離は1割だった。
 
 政府は年初の時点で、20年通期の目標を観光客数3,000万人、観光収入1,000億リンギ(約2兆5,000億円)としていた。ただ、新型コロナの流行で達成は困難な状況。19年はそれぞれ前年比1.0%増の2,610万784人、2.4%増の861億4,350万リンギ(約2兆1,545億円)だった。

(提供:亜州ビジネスASEAN

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