学校が6月2日から再開、休み時間・下校も分散で

　学校が6月2日から再開されるが、初等・中等教育学校のうち、毎日学校に通うのは卒業を控えた初等教育6年生と、中等の4、5年生で、教室ではマスクまたはフェイスシールド（保護面）を着用しなければならない。残りの生徒は学校での授業と自宅学習を週替わりで行う。
 
　ジュニアカレッジおよび商学を教える大学予備校のミレニア学院では、半分の学生が登校する分散登校にする。体育の授業も再開する。激しい動きを伴う運動の時は教師、生徒ともマスクはしなくてよい。
 
　教育省は、数週間後と想定される、ウイルス感染拡大を防止するための措置が緩和された時点で、全生徒に毎日の登校を許可する。しかし安全確保のため、休み時間、下校の分散、毎日の検温、徹底的な拭き掃除を継続する。
 
　ポリテクニック（技術専門学校）はオンライン授業を続け、技術教育学院ではオンライン学習とキャンパスでの授業を週替わりで実施する。シンガポール理工大学（SIT）、シンガポール科学技術・デザイン大学の学部学生は引き続きオンラインで授業を受ける。残りの4大学は現在、休校期間中だ。