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日系企業・社会

2020年5月12日

GMOペイメント、子会社を売却

 総合決済サービスのGMOペイメントゲートウェイ(本社:東京都渋谷区)は、クアラルンプールを拠点に銀行向けモバイル決済関連サービスなどを提供する連結子会社、マルコキオスクの全保有株式(70%)を現地の同社役員3人に譲渡し、同時にマルコキオスクに対する債権約10億円を放棄すると発表した。譲渡価格は非公表。
 
 マルコキオスクは2000年設立で、GMOペイメントは16年8月に子会社化。東南アジア事業の中核との位置付けで事業を展開してきた。ただ、債務超過状態が続いて改善の見通しが立たない上、新型コロナウイルスの流行で市場の不確実性が増大したことから売却を決めた。19年12月期の純損失は約2億8300万円だった。
 
 売却損の計上や債権の放棄に伴い、GMOペイメントは20年9月期の連結決算で純利益が約6億円減少する見通し。

(提供:亜州ビジネスASEAN亜州ビジネスASEAN
 

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