200余りの事業者に休業命令、HDBは遊び場を閉鎖

　ウイルス感染の連鎖を断ち切るための「サーキットブレーカー」が7日に発動され、本格的取り締まりが実施された8、9の2日間で、200余りの事業者が休業を命令された。社会機能の維持に欠かせないとみなされないサービスを提供していたか、安全な距離を保つセーフ・ディスタンシングを順守していなかったためだ。タピオカティーを売るプレイメードのウオーターウエー・ポイント店では客が集団を作るのを許容したとして、1,000Sドル（約7万6千円）の罰金を命じられた。
 
　個人、事業体に対し当局が9日出した警告は153件で、環境・水資源省派遣の執行官の説得に応じない場合は警察に協力を要請している。
 
　住宅開発庁（HDB）は家財、ケア商品などを販売している商店150軒余りに閉鎖を命じた。人が集まる場所を減らすため、遊び場、椅子のある休憩場所を封鎖。国立公園管理局も遊び場、運動場、釣りのできる場所に非常線を張った。
 
　警察は、人が複数でぶらぶらしているのが認められたイシュン、トアパヨ・ウエスト、ヘイグ・ロード、ブーンレイ・フードセンターでパトロールを行った。
 
　環境省は「家にとどまり家で食事を。運動目的に外出する場合は多数が外出する時間を回避しなさい」との声明を出した。