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経済

2020年3月18日

マツダ車代理店のベルマツ、3Qは4割減収

 マレーシアとフィリピンにおけるマツダ車の正規代理店であるベルマツオート(BAUTO)は3月16日、2020年4月期第3四半期(19年11月〜20年1月)の売上高が前年同期比39.9%減の4億6,746万リンギ(約115億円)、純利益が66.5%減の2,715万リンギだったと発表した。マレーシアとフィリピンの両国で販売が落ち込んだ。
 
 第3四半期の国別の売上高は公表していないが、マレーシアでは19年6〜8月のタックスホリデー明けに大々的な販促キャンペーンを打ち出して前年同期は販売が好調だったことから、その反動で落ち込んだと説明。フィリピンでは、比較対象となる前年同期に新型「マツダ3」の販促を大々的に行って販売が伸びており、今四半期はその反動で販売が落ち込んだとしている。
 
 第1〜3四半期(19年4月〜20年1月)の売上高は25.3%減の14億5968万リンギ、純利益は52.2%減の9805万リンギ(約6億7,000万円)。マレーシアとフィリピンでともに売り上げが落ち込んだ。
 
 ベルマツオートは20年の先行きについて、厳しい状況にあると説明。米中摩擦に加え、新型コロナウイルス感染拡大による経済的ダメージが重しとなって消費者信頼感が落ち込んでおり、自動車販売に影響するとの見方を示した。

(提供:亜州ビジネスASEAN
 

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