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政治

2020年3月16日

日本・ASEANからの入国者、14日間の自宅待機の適用対象に

 シンガポール当局はコロナウイルス感染問題で入国規制を16日深夜から強化する。日本、東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国、スイス、英国に入国前の14日間、滞在したことのある人(居住者、長期査証所持者、短期訪問目的の人)は入国後14日間、自宅(または滞在予定先)に待機するとの当局の指示に従わなければならない。
 
 マレーシアの場合、陸路、海路での入国はこの規制の適用外とし、別個に取り決めを結ぶ。両国の国境では陸路、毎日30万人の往来がある。
 
 当局は15日深夜からは、イタリア、フランス、スペイン、ドイツを過去14日間に訪問した外国人の入国、乗り継ぎを拒否している。居住者、長期査証所持者は入国から14日間、自宅待機を強制される。中国、イラン、韓国に対しては既に、同様の措置を講じている。
 
 規制対象でない国から入国する場合でも、熱や呼吸器病の症状のある人は、綿棒を使った検査で陰性であっても14日間の自宅待機の適用対象となる。クルーズ船の寄港は全面停止した。

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